言語的中間世界(読み)げんごてきちゅうかんかせい

世界大百科事典(旧版)内の言語的中間世界の言及

【記号】より

…この言語の網目が外界をすくい上げ,私たちの前に世界を現出させる。この世界は〈物そのもの〉の側にあるのでもなければ,私たちの心のなかにのみあるものでもなく,言語的中間世界(ドイツの言語学者ワイスゲルバーLeo Weisgerber(1899‐ )による)とでもいうべきものである。言語的中間世界は虚妄の観念世界ではなく,自然・社会・文化という実在の層的構造性によって基礎づけられている。…

※「言語的中間世界」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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