世界大百科事典(旧版)内の言語的現象主義の言及
【現象主義】より
…上の主張は〈物理的事物は感覚与件からの論理的構成物である〉と言い換えることができ,このテーゼを忠実に展開したのがカルナップの《世界の論理的構築》(1928)である。ほかにG.E.ムーア,B.A.W.ラッセル,エアーら分析哲学の流れに属する哲学者たちがこの〈言語的現象主義〉の立場を代表する。日本では大森荘蔵の〈立ち現れ一元論〉が現象主義の一つの到達点を示している。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」