評価減(読み)ひょうかげん

世界大百科事典(旧版)内の評価減の言及

【減価償却】より

…減価償却は,推定(予測)計算という特質をもつため,予測可能な要素に基づく経済価値の消耗分の把握を基本とするが,固定資産の価値は予測できない災害等の突発事故によっても消滅する。予測できない事実による消滅は,予測可能な要素による普通の減価償却と区別して特別償却ないし評価減と呼ばれる。それは,臨時的性格のもので時として臨時償却とも呼ばれる。…

※「評価減」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む