《詞律拾遺》(読み)しりつしゅうい

世界大百科事典(旧版)内の《詞律拾遺》の言及

【詞譜】より

…つぎに現れたのが康熙帝勅撰の《詞譜》で,826調,2306体を収め,最も網羅的であるが,内府刊本(宮廷出版)であるためにあまり流布しなかった。清末近くに杜文瀾と恩復が万樹の《詞律》の校訂本(通称《校刊詞律》)に徐本立の《詞律拾遺》を添えて刊行し(1876∥光緒2),以来これが詞譜の標準テキストのようになっている。ただし近年《欽定詞譜》も景印本が出版されたので見やすくなった(1979)。…

※「《詞律拾遺》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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