世界大百科事典(旧版)内の認知意味論の言及
【言語】より
… しかし,言語の意味というものを直観以上のものにして,形式的に捉えるのは想像以上に難しい作業である。大雑把にいって,統語論的の形式的なやり方に準じて,意味を形式的に記述することを試みる形式意味論の立場と,後述の運用論(語用論)と近い立場から,人間の一般的な認知的メカニズムに照らして意味を記述していこうという認知意味論(認知言語学ともいう)の立場があり,今日,両者ともに盛んに研究が行われている。
【言語使用の普遍性】
いうまでもなく,言語は,それを使う人間なしでは存在し得ない。…
※「認知意味論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」