語無常論(読み)ごむじょうろん

世界大百科事典(旧版)内の語無常論の言及

【語常住論】より

…一方,ミーマーンサー学派,ベーダーンタ学派は,言葉とはバルナ(音素)にほかならず,その音素の特定の配列が直ちに意味を伝えると考え,スポータという余分なものを想定する必要はまったくないと主張した。これに対して,バイシェーシカ学派やニヤーヤ学派は,言葉は音声にほかならず,発音されるやいなや消滅する,そして言葉と意味の結合関係は世間の慣習的約束ごと以外の何ものでもなく,変化するものであると,語無常論を主張した。【宮元 啓一】。…

※「語無常論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む