誤り検出方式(読み)あやまりけんしゅつほうしき

ASCII.jpデジタル用語辞典 「誤り検出方式」の解説

誤り検出方式

データ送受信などにおいて、誤りを検出する方式のこと。検出の方法ひとつとして、データにビット文字を付け加えて、受信側で決められたルールに基づいてチェックする冗長検査がある。冗長検査の代表的なものに、パリティチェックCRCがある。

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世界大百科事典(旧版)内の誤り検出方式の言及

【誤り制御方式】より

…再試行が不能のときには誤りを訂正できるようになっていなければならない。もっとも簡単な誤り検出方式は,一連のビットごとに1ビットの冗長ビットをつけ,その中に存在する〈1〉の数を偶数,または奇数のいずれかに定めておく方式で,偶奇性が乱されることで1ビットの誤りを検出できる。このように付加される符号を誤り検出符号といい,冗長ビットの数を増加すれば,誤りの検出のみならず訂正も可能な符号が形成でき,種々の符号構成法が知られている。…

※「誤り検出方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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