《説蔽》(読み)せっぺい

世界大百科事典(旧版)内の《説蔽》の言及

【富永仲基】より

…仲基も15歳ころまで初代学主三宅石庵に儒学を学んだ。近代の科学研究に先んじて中国古代思想を発展的にとらえ《説蔽(せつへい)》を著し,また仏教思想を成立史的に解明,始祖にかこつけて自説を張る過程を,〈加上〉という立論心理の法則的把握で論証した。1745年(延享2)刊の《出定後語(しゆつじようごご)》,翌年刊の《翁の文(おきなのふみ)》に所説を開陳。…

※「《説蔽》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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