談洲楼焉馬(読み)だんしゅうろうえんば

世界大百科事典(旧版)内の談洲楼焉馬の言及

【烏亭焉馬】より

…江戸後期の戯作者。本名中村英祝,通称和泉屋和助。江戸の人。立川焉馬,談洲楼,桃栗山人柿発斎とも号した。本所相生町に住み,大工棟梁を業とし,足袋商をも兼ねた。狂歌を好み,大田南畝などと親しく交わった。また,5代目市川団十郎を熱烈に贔屓(ひいき)し,贔屓団体三升連を組織し,連中より狂歌などを募り《美満寿組入》(1797)などを編集するとともに,市川団十郎中心の歌舞伎史《花江都歌舞妓年代記》(1811‐15)を公刊した。…

※「談洲楼焉馬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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