講和条約反対国民大会(読み)こうわじょうやくはんたいこくみんたいかい

世界大百科事典(旧版)内の講和条約反対国民大会の言及

【日比谷焼打事件】より

… ポーツマス条約に不満を抱く国民の一部は,かねて20億円の償金,沿海州の割地などを主張しており,《万朝報》《大阪朝日新聞》をはじめ各紙は条約破棄の論調に終始した。条約締結日の9月5日,対露同志会,黒竜会を中心とする対外強硬論者の9団体が主催して東京日比谷公園で〈講和条約反対国民大会〉を計画した。政府は治安警察法によって大会を禁止したが,会場周辺には数万の民衆がつめかけ,警官隊と衝突して公園内になだれ込んだ。…

※「講和条約反対国民大会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android