世界大百科事典(旧版)内の講壇社会主義者の言及
【国家社会主義】より
… 国家社会主義思想は19世紀のドイツでとくに唱えられた。フィヒテらのドイツ古典哲学と,その経済学的根拠を与えたJ.K.ロートベルトゥス,A.H.G.ワーグナー,F.ラサールらの国民経済学派と,これらを継承したC.ブレンターノらの講壇社会主義者と呼ばれた一群がそのおもな唱道者であった。後進資本主義国であったドイツ連邦がプロイセンによる統一とその資本主義国としての成長をするために,ユンカー,新興ブルジョアジー,プロレタリアートを結びつける必要があった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」