議会制(読み)ぎかいせい

世界大百科事典(旧版)内の議会制の言及

【議会政治】より

…近代憲法の統治機構において,議会は,国家機構の正当性根拠である国民を代表する地位に立ち,特に普通選挙の確立後は,国民の意思を反映するという建前のもとで,多かれ少なかれ,国政運営の中心的役割を演ずる。議会が立法権(少なくともその重要部分)や予算審議権をにぎっている場合をひろく指して,議会制あるいは議会政治というときと,さらに進んで,議院内閣制の機構によって議会が行政権の存立を左右するまでに決定的なはたらきをする場合を,特にそう呼ぶときがある。いずれにしても,議会政治という言葉は,議会が多かれ少なかれ国政の中心的役割を演ずる制度の,運営面に着目して用いられることが多い。…

※「議会制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む