護法軍政府(読み)ごほうぐんせいふ

世界大百科事典(旧版)内の護法軍政府の言及

【護法運動】より

…かくて北方における優越的支配を確立させた段祺瑞は,反対勢力一掃を期して,国会と憲法《臨時約法》の抹殺をはかったので,孫文は,7月17日,海軍を率いて広東に移り,護法のための闘争を開始した。やがて南方系軍閥もこれに同調し,9月初め,孫文を大元帥とする護法軍政府が広東に成立した。しかし軍政府内における孫文の権限は,早くも翌年5月には大きな制約を受けることになり,孫文自身,南北双方の軍閥に本質的差異のないことを痛感して,この運動への熱意を失っていった。…

※「護法軍政府」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む