世界大百科事典(旧版)内の豆沙糕の言及
【羊羹】より
…羹,糕,ともに音が〈こう〉なので,糕とすべきところを誤って羹と書いたのだともいう。羊肝糕の名の出所は不明のようだが,明(みん)では蒸しようかんを豆沙糕(とうさこう)と呼んだといい,色がヒツジの肝に似ていることからすると,この説は首肯できそうである。とにかく,日本のようかんはこうして始まったが,それから400年近くの間は蒸しようかんだけがつくられていた。…
※「豆沙糕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」