豊福則光(読み)とよふくのりみつ

世界大百科事典(旧版)内の豊福則光の言及

【大部荘】より

…94年(永仁2)には雑掌垂水繁昌が供米(くまい)300斛(こく)を未進して改替されたことを不満として,久留美(くるみ)荘地頭や近隣の悪党を語らって荘内に乱入し,1302年(乾元1)には浄土寺時衆らが荘務押領を企て,公文王氏は22年(元亨2)以来一族の内紛をくりかえすなど荘内は大きく動揺した。南北朝内乱期には南北抗争が荘内にも及び,雑掌尭賢,公文性阿代官などが武家方に参戦したが,しだいに守護赤松氏の勢力が荘内に及び,52年(正平7∥文和1)守護被官豊福則光が恩賞の地と称して公文職を押領し,79年(天授5∥康暦1)になって寺家が彼の公文職を追認するしまつであった。1454年(享徳3)には土一揆がおこり,赤松則尚の被官と称して図師職(ずししき)を押領し急激に荘内の土地を買得集積して勢力を拡大した百姓五郎左衛門が殺害されている。…

※「豊福則光」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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