世界大百科事典(旧版)内の豊香島の宮の言及
【鹿島神宮】より
…祭神は武甕槌(たけみかづち)神(建御雷神)。《常陸国風土記》には649年(大化5)に神郡がおかれ,そこにあった天の大神の社,坂戸の社,沼尾の社をあわせて〈香島の天の大神〉といい,〈豊香島の宮〉と名づけられ,また崇神天皇のとき大刀,鉾,鉄弓,鞍などの武具が奉られたと記されている。《常陸国風土記》には武甕槌神の名はみえないが,武具の奉納からこの神が武神として信仰されていたことが知られる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」