…【鈴木 増雄】
【社会システムとエントロピー】
熱の移動が高温物体から低温物体への一方通行性をもつことを主張する熱力学の第2法則を,R.J.E.クラウジウスの導入したエントロピーの概念を用いて表現しなおすと,外界に対して熱や物質の出入りのない孤立系においてはエントロピーは不可逆的に増大する,ということができ,これをエントロピー増大の法則という。 低エントロピー状態を一定期間保ち続ける生物がエントロピー増大の原理の例外であるかどうかという議論は,この原理の確立以来活発になされてきたが,この点に関してオーストリア生れの物理学者E.シュレーディンガーは《生命とは何か》(11の44)の中で,生物は外界から負のエントロピーをとり入れることによって体内で増加するエントロピーを相殺するとした。しかし,エントロピーはその定義からして負値をとりえないため,その議論には難点があると指摘された。…
…〈情報〉という語は,広義にはニュースや知識を指すのにも用いられているが,厳密には,人間を離れて客観的に伝達・処理ができるようになった段階でのそれをいう。その伝達や処理は元来は人間が担っていたものであるが,技術発達の過程で,材料加工から〈物質〉の概念が生まれ,原動機の開発から〈エネルギー〉の概念が生まれたように,通信技術やコンピューターや自動制御の発達の結果,新しく〈情報〉の概念が形成されたのである。…
※「負のエントロピー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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