世界大百科事典(旧版)内の貧困の再発見の言及
【貧困】より
…やがて絶対的貧困から脱して,一般社会の平均とか標準とかの生活水準との比較による相対的貧困がとり上げられる。絶対的から相対的へという貧困認識の変化の過程で,貧困の再発見rediscovery of povertyが行われている。B.S.ラウントリーが1950年調査で貧困率の極度の減少を実証し,イギリス福祉国家による貧困解消がなされているとしたのに対し,逆にピーター・タウンゼントは60年ころの貧困の膨大な存在を再認識することを主張した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」