世界大百科事典(旧版)内の賀茂境内六郷の言及
【賀茂別雷神社】より
…1018年(寛仁2)に愛宕郡内の8郷が賀茂社に寄せられ,このうち賀茂,小野,大野,錦部の4郷を別雷社が領有した。4郷はやがて再編成されて,河上,岡本,大宮,小山,中村,小野の6郷となり,賀茂境内六郷といわれて,中世を通じて社領の根幹をなした。このほか1090年(寛治4)には不輸田600余町が寄進され,阿波国福田荘,若狭国宮河荘,加賀国金津荘,近江国安曇河御厨などがおかれた。…
※「賀茂境内六郷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」