世界大百科事典(旧版)内の資本の一般的公式の言及
【資本論】より
…こうして商品の価値に対する人間の〈知恵の働き〉(技術や企業組織など)の関連がすっかり捨象される結果を生むとともに,労働価値説を特殊なイデオロギー的傾向のなかに押し流す効果をもたらした。
[労働力の売買――第2編]
貨幣で商品を買って,売って,剰余をあげる形を,資本の一般的公式という。貨幣GeldをG,商品WareをW,貨幣の増分⊿Gを含む回収分をG′で表すと,資本の一般的公式は,G―W―G′と書ける。…
※「資本の一般的公式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」