賦銭(読み)ふせん

世界大百科事典(旧版)内の賦銭の言及

【漢】より

…漢代とくに前漢時代の財政は,少府の管轄する帝室財政と大司農の所管に属する国家財政とにはっきりと区別されていた。このうち国家財政の主たる財源は,農民の納める田租と賦銭であった。田租は農業収益に対する課税で,漢初高祖は秦の過重な税率(率は不明)をゆるめて1/15と定めた。…

※「賦銭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」