《賽金花故事》(読み)さいきんかこじ

世界大百科事典(旧版)内の《賽金花故事》の言及

【賽金花】より

…また義和団に殺されたドイツ公使ケットレルの夫人をなだめ,李鴻章の講和交渉を側面から助けた。33年に賽金花は62歳,もはや過去の人として貧苦に苦しみながら北京に住んでいたが,北京大学教授劉半農らが聞書をして《賽金花故事》(1934)をまとめたため,ふたたび世人に注目された。こうして綏遠(すいえん)事件以来,抗日の声が高まるなかで,義和団事件の講和に尽力した賽金花は救国の英雄にまつりあげられ,夏衍や熊仏西の戯曲が作られた。…

※「《賽金花故事》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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