赤御影(読み)あかみかげ

最新 地学事典 「赤御影」の解説

あかみかげ
赤御影

red granite

石材に用いる花崗岩でアルカリ長石が赤褐色を呈するもの。紅御影とも書く。赤色は赤鉄鉱の微晶を生じたアルカリ長石に由来。先カンブリア時代の花崗岩は色濃く,日本はイムペリアルレッドほか多くの商品名でインド・北欧などから輸入。日本を含む顕生代花崗岩類は淡紅色で,桜・ローズなどの名がある。日本の代表は岡山市の万成石まんなりいし。参考文献:N.Nakano et al.(2019) 地質雑,Vol.125:759

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の赤御影の言及

【石材】より

…日本の花コウ岩は一般に白色または桜色であるが,カリ長石を含み赤色を呈する花コウ岩も世界には多い。赤御影と呼ばれるその種の花コウ岩は原石の形で大量に輸入され,建築用に利用されている。花コウ岩と同じ深成岩に属する斑レイ岩は,有色鉱物を含み色調暗く,黒御影と呼ばれている。…

【御影石】より

…このため,御影地方に産する本来の御影石を本御影と呼んで区別することがある。御影石ではさらにその色調によって分けた白御影,桜御影,赤御影,黒御影などの呼称が広く行われている。白御影は日本で普通にみられる黒雲母花コウ岩の類,桜御影はその長石が桜色をしているもの,赤御影はカリ長石を多量に含む赤い色調の花コウ岩であるが,黒御影は有色鉱物を含むセン緑岩や斑レイ岩,セン長岩の一部などを指している。…

※「赤御影」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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