赤衛隊(読み)せきえいたい

世界大百科事典(旧版)内の赤衛隊の言及

【赤軍】より

…1918年1月28日付けのソビエト政府の布告にもとづき創設され,46年にソビエト陸軍と改称された。赤軍は十月革命の過程で形成された労働者の武装組織である赤衛隊Krasnaya gvardiyaをうけつぎ,ソビエト権力の擁護,将来の全人民の武装のための準備,ヨーロッパ革命支援を目標に,志願制にもとづいて組織された。赤軍への志願者が本格化するのは,ブレスト・リトフスクにおける交渉(ブレスト・リトフスク条約)の決裂とドイツ軍の侵入に対するソビエト政府の革命防衛の呼びかけの時点であり,大量の志願兵の登録が開始された2月23日は,その後ソビエト陸海軍記念日とされた。…

【ソビエト連邦】より

…こうしてソ連軍の草創期の歴史は文字どおり試行錯誤の連続であった。 二月革命後,ボリシェビキは工場単位で赤衛隊を組織する一方,正規軍部隊内での宣伝活動を展開した。11月8日,革命権力の成立を宣言した第2回ソビエト大会は陸海軍問題委員会の設置を決議したが,翌18年初め,労働者農民赤色陸軍(赤軍)および同海軍(以下便宜上,両軍併せて赤軍と呼ぶ)の創設と軍事問題人民委員部の新設が布告された。…

※「赤衛隊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む