世界大百科事典(旧版)内の超人形劇論の言及
【人形劇】より
…俳優を人形の状態に還元するという理論で,それによって従来の名優本位の舞台芸術を,演出家を主体にしたものに発展させなければならないと考えた。ドイツではこの理論を〈超人形劇論〉として受けとめ,演出家中心の舞台をつくるようになった。クレーグが《マリオネット》の中で説いた〈人形の状態に還元する〉ということは,俳優が演出家の全体的な立案どおりに動くことをいう。…
※「超人形劇論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」