世界大百科事典(旧版)内の超深層エアレーション法の言及
【下水処理】より
…ディープエアレーション法は,エアレーションタンクの深さを通常の5m程度から10m程度と深くし,タンクの所要敷地面積を小さくしている。さらに超深層エアレーション法では,水深を50~100m程度にまで延長し,鉄製チューブの中を下水と活性汚泥の混合液が地上より降下し再び地上へ上昇する間に,高圧を利用した高濃度酸素溶解が達成でき,エアレーションが30分間程度に短縮される。このほか,活性汚泥法の変形としては,空気から酸素だけを選択分離してエアレーションタンクに注入する純酸素エアレーション法,水深が1~2m程度の長円形の溝をエアレーション部分としたオキシデーションディッチ法(酸化溝法)などがある。…
※「超深層エアレーション法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」