世界大百科事典(旧版)内の越文化の言及
【浙江[省]】より
…また同じく日本,朝鮮など東海(東シナ海)の国々からも,潮流と季節風を利用して容易に来航できる地点でもあった。
【越文化】
[生活基盤の形成]
長江デルタの南岸にあたる杭州湾の北岸は,もともとは現在の海岸より約20km沖の王盤山付近にあった。しかし南北朝期以来,長江流域の開発がすすむにつれ,大量の土砂がもたらされてデルタの先端は東の海中へ伸出し,潮流の変化の結果,湾岸は浸食されて急速に後退した。…
※「越文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」