趙五娘(読み)ちょうごじょう

世界大百科事典(旧版)内の趙五娘の言及

【琵琶記】より

…作者高明は文人としても著名。後漢の蔡邕(さいよう)の出世と栄華な生活に,故郷に残された両親や妻の趙五娘の苦労を,対照させつつ筋を展開し,趙五娘の貞節を強調した作品。宋・元以来の戯文復興の祖に推される傑作で,宋・元の芝居では蔡邕が不孝不貞で,雷のために死ぬという天罰をこうむることになっていたが,高明は,夫婦の再会による団円の結末とした。…

※「趙五娘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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