趙秉式(読み)ちょうへいしき

世界大百科事典(旧版)内の趙秉式の言及

【防穀令事件】より

…1889年に朝鮮で実施された穀物輸出禁止(防穀)令をめぐる日本・朝鮮間の対立事件。開港(1880)以来,元山では日本商人による大豆輸出が盛んであったが,咸鏡道観察使趙秉式(ちようへいしき)は同年10月,凶作による食糧難を理由に穀物の道外への搬出を禁止した。防穀令は伝統的な救荒政策の一つで,条約上も認められていたが,日本側が強硬に抗議したため紛糾し,朝鮮政府は同令を解除させたうえ趙を懲戒,更迭して解決を図った。…

※「趙秉式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む