世界大百科事典(旧版)内の足尾千軒の言及
【足尾鉱山】より
…62年(寛文2)から6年間は毎年300t,76年(延宝4)には1300t,84年(貞享1)には1500tの丁銅を浅草の御用蔵に納めた。寛文~貞享の20年間は近世における足尾銅山の全盛期で,〈足尾千軒〉とよばれる繁栄を謳歌した。このころ長崎港から輸出される銅の1/5は足尾産銅が当てられ,これを〈五か一銅〉と称した。…
※「足尾千軒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」