踹坊(読み)せんぼう

世界大百科事典(旧版)内の踹坊の言及

【綿織物】より

…ただし織布工程については,松江,上海などの都市に専業の機戸があり,数台まれに十数台の織機を置いて男子を含む労働者を雇用し,主として高級綿布を生産していた。また綿布の加工については染色は染坊,踹布(たんぷ)すなわちつや出しには踹坊とよばれる作業場があり,前者は蕪湖,後者は蘇州などの都市がその中心地であった。 松江綿布の支配的地位は,明末に北直隷粛寧県(河北省河間県)や山東の定陶県(荷沢県)などにも綿織物業が起こり,市場関係にいくらか変動があったものの清代後期まで継続し,18世紀には南京木綿の名で欧米にも知られるようになった。…

※「踹坊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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