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《軍鼓の響き》(読み)ぐんこのひびき

世界大百科事典(旧版)内の《軍鼓の響き》の言及

【ホイットマン】より

…詩人個人の愛情の危機とともに,迫りくるアメリカ社会の分裂の危機が影を落としているのだろう。南北戦争の勃発は詩人を悲嘆の淵から立ち直らせ,《軍鼓の響き》(1865)詩群を書いて合衆国の未来のための奮起を呼びかけさせた。60年12月に弟が負傷したとのうわさを聞いてバージニア戦線に急行し,弟の傷は予想よりも軽かったがホイットマンはそのまま残り,やがてワシントンの病院に足しげく通って若い負傷兵たちの看護に当たる。…

※「《軍鼓の響き》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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