軒前割(読み)のきまえわり

世界大百科事典(旧版)内の軒前割の言及

【割地・地割】より

…その内容,形式は各地で異なり,田のみを割り替える場合,田畑ともに割替えを行う場合,古田のみ行われる場合,新田のみの場合,山林・秣場(まぐさば)についても行われる場合などがあり,年限も3年,5年,10年あるいは20年などいろいろで,割替えの標準も,そのつど配当割数に増減のある場合と,配当数がつねに一定不動の場合とがある。その呼名も割地・地割のほか碁盤割(加賀,能登,越前),苗割もしくは名割,軒前割(越後),田分け(丹後),鬮持(くじもち)(宇和島),地組(筑後),門割(かどわり)制度(薩摩)など,いろいろである。 割地発生の由来については,共同開墾地の利益の均分から発生したとする共同開墾説,水損を均分するためという水損均分説,土地の肥瘠・便否を平均し貢租の負担を公平にするために行われたとする徴税便宜説,班田制を耕地共有制とみなしてその遺制とする班田遺制説などがある。…

※「軒前割」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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