軒反(読み)のきぞり

世界大百科事典(旧版)内の軒反の言及

【社寺建築構造】より

…門の側柱などがそれで,中国では仏堂でも広く行われたが,日本ではごくまれにしかない。柱の長さは,軒反(のきぞり)をつくりだす準備として,中世までは建物の隅に近くなるにしたがって柱の長さを長くしたが,近世になってこの技法は忘れられた。
[軒まわり]
 柱の上には組物(くみもの)(建築組物)を置いて桁(けた)を支え,上に垂木をかけて軒をつくる。…

※「軒反」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む