軟屛風(読み)なんびょうぶ

世界大百科事典(旧版)内の軟屛風の言及

【屛風】より

…これが今日につながる日本式屛風であるが,外国人にも珍重されて室町時代以来,明,朝鮮,スペイン,ポルトガルなどへもさかんに輸出された。明では軟屛風といって,おおいに珍重されたというが,ポルトガルではビョンボbiomboといって,そのままポルトガル語にまでなったという。屛風は使われ方からみると,古代には主として間仕切り用,儀式用として用いられていたが,中世から近世にかけては装飾用として,また鑑賞用として用いられ,江戸時代からは庶民階級にも用いられるようになった。…

※「軟屛風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android