世界大百科事典(旧版)内の輪転式カメラの言及
【マイクロフィルム】より
…文書,図面などを縮小撮影して保存するための写真フィルム。普仏戦争の際に用いられたのが最初といわれるが,本格的な利用は1928年アメリカで小切手撮影用のロータリー式カメラが開発されて以降であり,文献複写,保管スペースの節約,転記の合理化,情報検索など利用方法が発展してきている。現代の情報化社会においてマイクロフィルムの果たしている役割は大きく,撮影用カメラ,情報の検索・抽出装置と有機的に組み合わされて,一つのシステム,マイクロシステムを構成している。…
※「輪転式カメラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」