世界大百科事典(旧版)内の農夫の家の言及
【アランフエス】より
…16世紀フェリペ2世時代からの王領地で,トレドとJ.deエレラによって離宮が造られたが,数度の火災のため,完成したのは1778年。タホの水路を利用した付属庭園の中には,新古典様式の〈農夫の家〉がある。1808年,ここに軟禁されていたフェルナンド王子(のちの7世)がアランフエス民衆の反ゴドイ蜂起によって国王に擁立されたため,その父カルロス4世は自ら退位した。…
※「農夫の家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」