世界大百科事典(旧版)内の農林害虫の言及
【害虫】より
… 害虫はその侵害の対象によって,農業害虫,林業害虫,衛生害虫,貯穀・食品害虫,衣料害虫,毛皮・皮革害虫,構造物害虫(貯穀以下を家屋害虫または室内害虫ともいう),水産・水路害虫などに分けられるが,複合的な加害も多いので,画一的にくぎることはできない。ふつう初めの農業と林業を合わせて農林害虫と称する。 日本の主要農林害虫は,一般的には葉,茎,果実を食害するニカメイチュウ,ヨトウガ,コガネムシなど,あるいは吸汁をしまた病原を伝えるウンカ,ヨコバイ,アブラムシなどやカミキリ,ハバチ,ゾウムシ類による産卵の害,アリ,ハチによる営巣の害その他があり,その主要種は貯穀・食品害虫や衣料害虫その他を含めると次のようなかなりの数になる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」