農林害虫(読み)のうりんがいちゅう

世界大百科事典(旧版)内の農林害虫の言及

【害虫】より

… 害虫はその侵害の対象によって,農業害虫,林業害虫,衛生害虫,貯穀・食品害虫,衣料害虫,毛皮・皮革害虫,構造物害虫(貯穀以下を家屋害虫または室内害虫ともいう),水産・水路害虫などに分けられるが,複合的な加害も多いので,画一的にくぎることはできない。ふつう初めの農業と林業を合わせて農林害虫と称する。 日本の主要農林害虫は,一般的には葉,茎,果実を食害するニカメイチュウ,ヨトウガ,コガネムシなど,あるいは吸汁をしまた病原を伝えるウンカ,ヨコバイ,アブラムシなどやカミキリ,ハバチ,ゾウムシ類による産卵の害,アリ,ハチによる営巣の害その他があり,その主要種は貯穀・食品害虫や衣料害虫その他を含めると次のようなかなりの数になる。…

※「農林害虫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む