農業企業形態(読み)のうぎょうきぎょうけいたい

世界大百科事典(旧版)内の農業企業形態の言及

【農業経営】より

…欧米においても,高度機械化による規模拡大と農薬・肥料の発達によって,土地利用や経営組織は単純化の傾向がかなりみられる。
[農業企業形態]
 一般産業には大きく分けて家業(家族経営),企業(資本制企業),公企業があり,さらに社会主義国では国営ないし集団営企業があるが,農業では,資本主義国ではプランテーションや大規模畜産などに会社農場がみられ,また一部には協同組合経営や公企業経営もみられるものの,大部分は家族経営であり,家族経営が複数集まったという性格が強い共同経営も若干みられる。社会主義国ではかつて集団農場(コルホーズ,人民公社)や国営農場があったが,現在ではその多くは解体され,家族経営中心の農業となっている。…

※「農業企業形態」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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