辻阪信次郎(読み)ツジサカ シンジロウ

20世紀日本人名事典 「辻阪信次郎」の解説

辻阪 信次郎
ツジサカ シンジロウ

大正・昭和期の実業家 大阪府議。



生年
明治18(1885)年1月

没年
昭和11(1936)年1月23日

経歴
大阪府多額納税者・辻阪芳之助の弟に生まれ、大正2年分家した。喜久屋食料品店社長、五花街土地建物社長、虎尾信託取締役などを務め、大阪財界の実力者となる。大阪府議、大阪市議となり、府会議長を4回務める。昭和10年大阪税務疑獄の被疑者として逮捕され、11年1月刑務所内で自殺した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「辻阪信次郎」の解説

辻阪信次郎 つじさか-しんじろう

1885-1936 大正-昭和時代前期の実業家。
明治18年1月生まれ。喜久屋食料品店社長,虎尾信託取締役などをつとめ,大阪財界の実力者となる。大阪府会議員,大阪市会議員,大阪府会議長。昭和10年大阪脱税疑獄の被疑者として逮捕され,11年1月23日刑務所内で自殺した。52歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android