込型鋳造(読み)こめがたちゅうぞう

世界大百科事典(旧版)内の込型鋳造の言及

【鋳金】より

…同文様のものが大量にできるが,原形より文様は不鮮明になり,寸法は若干縮まる。(6)込型(こめがた)鋳造 近世に発達した技法。あらかじめ作っておいた原形を部分部分に分けて鋳型に転写し,これを組み合わせて一つの鋳型とし,型全体を焼いて鋳造する。…

【鋳造】より

…ギリシアでは蠟型法や砂型法sand castingによる大型の彫像が青銅で作られた。また原型となる大型彫刻は塑造よりも木彫,石彫が多かったので,これらから型をいくつかの部分に分けてとる込型鋳造piece moldingも行われた。また青銅は早くから建築の主要な部分,とくに扉などにも使われた。…

※「込型鋳造」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」