世界大百科事典(旧版)内の近代主義神学の言及
【モダニズム】より
…ラシュドールH.Rashdall(1858‐1924),イングW.R.Inge(1860‐1954),レークK.Lake(1872‐1946)らがこれを指導し,ファンダメンタリスト(根本主義者)に抗して教義と典礼の近代化をはかって,のちのオックスフォード運動にも影響を与えた。 ドイツのプロテスタントでは,シュライエルマハーからK.バルト以前までの神学を広く近代主義神学と呼ぶが,ここでは自由主義神学のほうが一般的名称である。ただし狭い意味での自由主義はD.F.シュトラウス,ビーダーマンA.E.Biedermann(1819‐85)のように教義を解消していくもの,および19世紀の終りに登場する宗教史学派(聖書学者に多いが体系的にはE.トレルチが代表する)にみられる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」