近文台(読み)ちかぶみだい

世界大百科事典(旧版)内の近文台の言及

【上川盆地】より

…東の大雪・十勝火山,西の天塩・夕張山地に挟まれた,中央低地帯と呼ばれる南北に連なる盆地列の中央部を占め,北は低い安山岩山地で名寄盆地と,南は溶結凝灰岩の丘陵地で富良野盆地と境される。盆地床の標高は100~200mで,主として扇状地性砂礫質(されきしつ)の沖積堆積物からなり,北西部の近文台,南西部の神楽台は,沖積面との比高20~40m,いずれも十勝溶結凝灰岩を基盤とし厚さ5~10mの段丘堆積物をのせている。また盆地の南部山麓には高度250~600mの緩斜面台地があり,十勝溶結凝灰岩からなる。…

※「近文台」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」