世界大百科事典(旧版)内の近縁係数の言及
【血縁係数】より
…個体Iと個体Jの間の血縁係数は,遺伝子の作用が相加的(優性関係,相互作用がない)であると仮定したときの遺伝子型値間の相関係数であり,次式で与えられる。ここにFI,FJはそれぞれI,Jの近交係数であり,FIJはIとJの間の近縁係数である。近縁係数coefficient of parentageも個体が遺伝的にどれほど似ているかを示す係数で,ある遺伝子座でIから1個,Jから1個の遺伝子を取り出したとき,それらが共通の祖先遺伝子から由来する確率を示すもので,次式で計算される。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」