迫痛時間(読み)はくつうじかん

世界大百科事典(旧版)内の迫痛時間の言及

【出産】より

…1回の陣痛に要するエネルギーは2.8~3.4kcalであり,分娩に要する陣痛の回数はフライE.Freyによると,初産婦では平均113回,経産婦では66回であり,250回以上は異常であるとしている。 なお最高陣痛数は分娩開始からの陣痛数を計測しなければならないので,松浦は産婦が陣痛発作時の疼痛(とうつう)をはっきりと表現するようになった陣痛を切迫陣痛と呼び,この切迫陣痛開始から胎児娩出までの時間である迫痛時間を取り上げた。初産婦の迫痛時間は平均4.5時間,経産婦は2時間であり,最長迫痛時間は初産婦12時間,経産婦8時間であった。…

※「迫痛時間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む