《迷宮としての世界》(読み)めいきゅうとしてのせかい

世界大百科事典(旧版)内の《迷宮としての世界》の言及

【ホッケ】より

…1940年以降新聞社のローマ派遣員となり,イタリア南部に残るギリシア文化に開眼。第2次大戦後相ついで公刊された2冊のマニエリスム研究書《迷宮としての世界》(1957),《文学におけるマニエリスム》(1959)は,M.ドボルジャークの《精神史としての美術史》並びにクルティウスの《ヨーロッパ文学とラテン的中世》の系譜を継ぐ,16,17世紀マニエリスム文学芸術研究として高い声価を得た。著書はほかに《マグナ・グラエキア》(1960),《絶望と確信》(1974),《ネオマニエリスム――シュルレアリスムから瞑想に至る現代絵画の道》(1975)など。…

※「《迷宮としての世界》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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