《逍遥遊篇》(読み)しょうようゆうへん

世界大百科事典(旧版)内の《逍遥遊篇》の言及

【荘子】より

…その著作としては,《漢書》芸文志は《荘子(そうじ)》52篇を著録し,《史記》本伝はその著10余万言と伝えるが,現行本は西晋の郭象が52篇本の雑駁な部分を削って33篇(内篇7,外篇15,雑篇11)に整理したものである。現行本33篇のうちでは内篇7篇が最も古く,とくに〈逍遥遊篇〉〈斉物論篇〉の2篇は荘周本人の思想の精髄を伝えるものである。他の33篇はおおむね上記2篇の思想をさまざまな角度から敷衍展開したもので,戦国末から漢初にかけての荘周後学の手になるものである。…

※「《逍遥遊篇》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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