通肩(読み)ツウケン

デジタル大辞泉 「通肩」の意味・読み・例文・類語

つう‐けん【通肩】

僧の袈裟けさの着方で、両肩をおおって着ること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 袈裟

世界大百科事典(旧版)内の通肩の言及

【仏像】より

…通説では,仏陀の像はまず仏伝図浮彫に仏弟子や信者と同じ大きさに表現され,しだいに仏陀のみが大きく示されるようになり,やがて単独の仏陀像が出現したとされる。
[初期仏像の様式]
 初期のガンダーラ仏は,カールした長髪を頭上で束ねた肉髻(につけい),西洋人風の容貌,両肩を覆う(これを通肩(つうけん)という)厚手の衣に深く刻まれた襞(ひだ)などを特色とし,表現は具体的・現実的な傾向が強い。一方,初期のマトゥラー仏には外来の表現技法の影響は認められず,純インド的な美意識に基づき,巻貝形の肉髻,野性的な風貌,右肩を露出した(偏袒右肩(へんだんうけん)という)薄手の衣などを特色とし,観念的な理想美を追求している。…

※「通肩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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