造京司(読み)ぞうきょうし

世界大百科事典(旧版)内の造京司の言及

【造宮省】より

…造宮省は平城宮や離宮の造営・修理をつかさどり,782年(延暦1)の廃止まで常置の官司で,長官の官位の最高は従二位であった。造京司(平城京の市街の整地,町割,道路造成などを行う)は臨時の官司で,造宮省よりも地位が低い(長官の官位の最高は正四位上)。造宮省には四等官(卿,輔,丞,録),史生,造宮省工,将領,算師らがいた。…

※「造京司」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android