造囊糸(読み)ぞうのうし

世界大百科事典(旧版)内の造囊糸の言及

【子囊】より

…多くの場合,円筒形または棍棒状で内部に8個の子囊胞子ascosporeを生じる。雌雄の菌糸に生じた生殖細胞が接合すると,両菌糸に由来する2個の核はふつうすぐには融合せず,造囊糸という2核性の菌糸が発達する。やがて,この菌糸の先端細胞で2核が融合し,その後,減数分裂を経て8核となり,それぞれが子囊胞子の核となる。…

※「造囊糸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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